お客様体験記

【ワンちゃんと飼い主さんの体験記】

はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、
たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきたいと思っています。

“シーちゃんは、自分にとって必要な食事を選びとり、私たちに教えてくれたのかもしれません。”

北岡 シーちゃん(シーズー 12歳 女の子)

我が家にシーちゃんを迎えて、今年で12年目。
食事に『スパミール』を与え始めてもう10年になります。

シーちゃんを迎えた当初、私の意識にあった“犬のごはん”といえば、よくCMで見かけるようなドッグフード。
好き嫌いの多いシーちゃんが喜んで食べてくれそうな、“おいしそうな”フードをスーパーで探していました。

それに疑問を持ったのは、シーちゃんが2歳の時に患った“尿管結石”がきっかけです。
病院で渡された缶詰のフードに、彼女は一切口をつけようとしませんでした。
お医者さんに相談しても、なんとか食べさせてください、と言われるだけです。
その上、「この子は結石になりやすい体質なのだから、一生このフードを与えて下さい。」とまで言われてしまいました。
この子はまだ2歳だというのに、これからの一生、ずっと病人(犬?)扱いされなければならないのか・・・と目の前が真っ暗になったことを覚えています。
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そんな時友人に、ビッグウッドのことを紹介され、自然食が犬にとっても一番なのだということを教えてもらいました。
ドッグフードを与えていれば安心、人間の食べ物なんてとんでもない、と思っていた私には、まさに“目からうろこ”。
早速ビッグウッドに電話をして、フードを取り寄せてみることにしました。

自然食が身体にいいということはわかるけれど、好き嫌いの多いシーちゃんが食べてくれるだろうか?獣医さんの処方食に頼らなくても結石を改善できるのだろうか・・・?
そんな不安はありましたが、杞憂に過ぎなかったようです。
『スパミール』に、ゆでたじゃがいもやブロッコリーも入れてあげると、あっという間にぺろり!
今まで食事自体にあまり興味がない子だと思いこんでいただけに、それは大変な驚きでした。
犬って、食べるものによってこんなに表情が変わるんだ。おいしい!っていう顔をするんだ・・・そんな感動を覚えたものです。
そして相談窓口でのアドバイスどおり、ハーブ特別療法食の『ブラロー』と一緒に『愛犬活力源』も加えたごはんをあげるようになりました。
それから改善されるまでは本当にあっという間でした。尿管結石もまだほんの初期の段階だったのでしょうか。
血尿や頻尿などの心配も全くないまま、3ヶ月が過ぎる頃には、病院からも太鼓判を押してもらえるほど回復しました。
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そして以前ならシーちゃんにとっては特に嬉しくもない“ただ食べていた”だけの食事は、1日で最も楽しみとするイヴェントに変わったようです。
目をキラキラ輝かせて『スパミール』を心待ちにする姿に、私も食事をあげることが楽しみになっていました。

それから約10年。高齢期に入ったものの若い頃と変わらず元気なシーちゃんでしたが、昨年の1月、突然歩けなくなるという事態に見舞われました。
左前足は痛そうにびっこをひき、抱き上げると悲鳴をあげます。ごはんを食べる意欲はあるものの頭を下に向けると痛みが走るようで思うように食べることすらできません。食事の時には、手で口元に運んで食べさせていました。
病院の診断は“頚椎ヘルニア”とのこと。
すぐに手術しましょうと言われましたが、あまりに急な展開に動揺した私は、久しぶりにビッグウッドの相談室へお電話しました。
話を聞いてもらい、あせって手術をするよりも手術の成功率やその後の再発のリスク、後遺症が残る可能性なども獣医さんに確認し、よくよく考えてから決断するように勧められました。
シーちゃんの今後の生活が、より健やかであるためにはどうしたら良いか・・・だんだんと冷静に考えられるようになった私は、手術は見送ることに決めました。
とはいったものの、このままでは痛みで動くこともできず、シーちゃんには大きな苦痛となります。
そこで一旦ステロイドで痛みを和らげて、様子を見ながら少しずつ投薬を減らしていくことにしました。
薬が効いていつもと変わりなく生活できるようになると、室内のフローリングにカーペットをしきつめ、シーちゃんが飛び乗りたがるソファも撤去して、無理な動きをさせないようにしました。
幸い、それ以上ヘルニアが悪さをすることはなく、1ヶ月ほどでステロイドとも縁を切ることができました。
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ところが、ホッと安堵したのも束の間。その年の夏頃、今度はおなかにぽつんと小さな腫れ物が出来ていることに気づきました。
それ以上大きくなることもなかったため気にしないでいたところ、その翌年の春、おっぱいを中心としたほかの場所にも、ぽつりぽつりと同じような腫れものができて、あっという間に7つに増えてしまいました。
さすがに不安になり病院で診てもらったところ、今度は乳腺腫瘍との診断・・・。
両親をガンで亡くした私にとっては大きなショックでした。
避妊手術をしないまま年をとってしまうとどうしても乳腺腫瘍になるリスクが増すと聞き、早くに避妊手術をしておけば・・・ということも悔やまれました。
しかし腫瘍を持っているといっても、シーちゃんの元気ぶり、食欲はいつもと変わりません。
今のうちに避妊手術と一緒に腫瘍を摘出してしまおうと、体調が万全であることを確認して手術を行いました。
シーちゃんにとって生まれて初めての入院と手術・・・不安でたまりませんでした。
1日の入院の後、帰宅した彼女はさすがにぐったり疲れたようでしたが、3日目にはいつもの元気なシーちゃんが復活!
手術の傷跡が開いてはとお散歩は控えめにしましたが、食欲も相変わらず旺盛で、スパミールをいつもどおり完食。私たちも胸をなでおろしました。

それから半年が経った今。
腫瘍の再発を防ぐために抵抗力をつけようと、『元気な酵素』『ホメオハーブ療法食』も使っていますが、シーちゃんは相変わらずの元気ぶりで家族を和ませてくれています。

思えば、『スパミール』を食べるようになってからというものどんな時も、シーちゃんの食欲が衰えることはありませんでした。
10年前、ビッグウッドのことを知らないままでいたら今、彼女はこれほど元気でいられただろうか?と思うとこの出会いを感謝せずにはいられません。

シーちゃんは、自分にとって必要な食事を選びとり、私たちに教えてくれたのかもしれません。
シーちゃん、ありがとう。これからもずっと一緒にいようね。


ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。相談室