お客様体験記

【ワンちゃんと飼い主さんの体験記】

はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、
たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきたいと思っています。

大切な『食事』を考える時、ビッグウッドというパートナーがそばにあることはどれほど心強く、救いになることでしょう。

田口 富(トム)くん(柴犬・9歳9ヶ月 男の子)

ビッグウッドとの出会いは、“富”がまだ生を受ける前のこと。およそ10年前に遡ります。
以前からの知り合いであった大木社長から教えられたことがきっかけで、ドッグフードがどんなものを使って、どのようにして作られているのかを知るようになりました。tomudesu.jpg
ペットは家族同然だとされながらも、その食事の材料といえば廃棄物としかいえないようなものばかり。健康のことよりもまず利便性や経済効率、見た目などが重視され、酸化防止剤や保存料、香料や着色料などの添加物まみれになっているという現実・・・今でこそこうした問題は少しずつクローズアップされるようになりましたが、当時は一般的にはほとんど知られておらず、近いうちに犬を迎えたいと考えていた私たち家族にとってもショックなことでした。
我が家の初めての犬となった“富”を迎えたのは、私たちが大木社長と出会い、こうした知識を得て、ビッグウッドという信頼のおけるフードと巡り合ってから後のことだったのです。本当に幸運な子だと思います!
生後3ヶ月で“富”を迎えるとすぐ、ブリーダーさんのもとで与えられていたアメリカ製のフードから『スパミール』への切り替えを始めました。初めはやはり軟便になりましたが、少しずつ切り替え量を増やしていくことでクリア。“富”は『スパミール』にもすぐに慣れて立派なウンチをするようになりました。
それからは、病気ひとつせずにすくすくと成長し、活力あふれる逞しい成犬になっていきました。
たまに耳の汚れが目立つくらいで、病院のお世話になるのは、ワクチン接種と健康診断の時くらいという健康体で過ごしておりました。
ところが、気がつけばもうじき9月で9歳を迎えるという、昨年の夏の終わりのこと。小さな異変が起こりました。“富”が後ろ脚をやたらとかゆがりだしたのです。そこでなめても安心な『愛犬活力源』などでふいてあげるうちに、1ヶ月ほどで自然とおさまっていきました。この頃は、毎日元気で過ごす富の姿が私たちにとってあたりまえのように感じていた気がします。
しかしそのしばらく後に、“富”が元気でいられることの有難みとその存在の大きさを思い知らされる出来事が起こりました。
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昨年11月頃のこと、その夏と同じように再び後ろ脚を痒がりだしました。それも前回よりずっとひどいようで、暇さえあればガジガジと噛んだりなめたりしています。このときは前回とは異なり、外腿、内腿の毛はどんどん抜けていきました。そしてその頃、別の異変も同時に起きていました。“富”の睾丸が少しずつふくらみ、年末頃には破裂するかと思えるほどに腫れてきたのです。病院で診ていただいたところ、「精上皮腫(セミノーマ)」という、主に精巣にできる腫瘍だとわかりました。“富”自身はいつもどおり元気いっぱいでしたが、「癌」だと知った私たち家族のショックはかなり大きなものでした。
治療法はまだ確立されていないとのこと。抗癌剤を使うのもひとつだが、副作用がかなり強いことから、富の年齢を考えるとためらわれます。そこで、いつも困ったことがあると頼りにしているビッグウッドのお客様相談室に電話してアドバイスを受けることにしました。 その結果、血液検査などで“富”の健康状態が良好であることを確認してから、去勢手術を受けることに決めました。並行して、腫瘍の転移や今後の再発を防ぐために、『ホメオハーブ療法食』もお願いすることにしたのです。
“富”が癌であることを知らされた時はパニック状態になっていた私も、相談担当の松崎さんに話を聞いてもらううちに、だんだんと気持ちが静まり、冷静に今後のこと、特に“富”にとってよりよい方法は何かということを考えられるようになりました。この子にどんなことがあろうと母の気合で守ってみせる!・・・そんな強い気持ちも芽生えました。
手術に備えて『元気な酵素』を事前にしっかり与え、すぐに療法食もスタートしました。そして、万全のコンディションで迎えた手術も無事終わりました。
1日入院させた翌日、不安を抱えながら迎えに行った時、尻尾をぱたぱたと振り元気な笑顔で私たちを迎える“富”を見た時は、安堵のあまり全身の力がホウッと抜けました。
獣医さんの話では、麻酔が切れるのも早かったとのこと。また、術後の回復ぶりは想像以上で、家に帰ってからも、いつもとほとんど変わらず、ごはんもペロリ!尻尾を嬉しそうにふりふりお散歩を催促します。
早速出かけたお散歩では、念のためにとつけていたエリザベスカラーが地面にくいこむのでは!?というくらいはりきって歩きました。家でもおもちゃを持ってきて、“遊ぼうよ”の催促・・・。
そんな姿に、“富”の“生きること”に対するエネルギーのすごさを感じ、嬉しい思いがこみあげました。
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その後の血液検査の結果も良好で、先日の検査でも転移の心配もないとのことでした。私たちが安心していられるように、念のため今もホメオハーブ療法食を続けています。また、心配された後ろ脚の痒みと脱毛は、腫瘍との関連はわからず原因ははっきりしないものの、いつしかおさまっていました。病院では、ごっそり抜けてしまった被毛はもう2度と生えてこない可能性があるといわれたものですが、手術から1ヵ月後の検診時には早くもきれいな被毛が伸びてきて、獣医さんを驚かせました。そして初夏を迎えた今ではすっかり元通りに生えそろい、そんなことがあったの?と疑わしくなるほどきれいな身体に戻りました!

“富”は生まれてこのかたずっとピカピカの健康体で、9年目にして始めてぶつかった大きな病の壁。
それさえも力強く乗り切れたのは、ずっとビッグウッドのごはんを食べてきたからだと確信しています。
10歳が近づいた今も目はキラキラと輝き、毛艶も抜群で足どりも軽く、やんちゃな性格も若い頃のままの“富”。
最近知り合った方には“富”の年齢を言うと驚かれ、3歳くらいにしか見えない!と言われることもしばしばです。
とはいえ、1日のなかで寝ている時間が増えたりと小さな事柄ですが確かに“富”の老化は進んでいます。
今回のことで実感したのは、いつも元気だからといってそれを当たり前のように思っていてはいけないのだということです。私たちよりも確実に早く年をとり、寿命を迎えていく“家族”。
そんな老いを目にするのはつらいこともあると思いますが、そこから目をそらすことなく、彼らがより楽しく健やかに生涯を全うできるように考えてあげることが、私たち飼主にできる最善のことなのだと思います。
そのために大切な『食事』を考える時、ビッグウッドというパートナーがそばにあることはどれほど心強く、救いになることでしょう。
たとえようのない安らぎを与えてくれるこの子がいつまでも満ち足りた気持ちでいられるよう、これからも家族皆で守っていきたいと思います。


ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。相談室