お客様体験記

【ワンちゃんと飼い主さんの体験記】

はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、
たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきたいと思っています。

『手作り食セミナーで人間の食材についても気をつけることを学んでから、生活そのものが大きく変わったのです。』

S様 れいらちゃん(ミニチュアダックスフンド 15歳9ヶ月 女の子)

ビッグウッドのフードを知ったのは、”れいら”が10歳になる頃、ある出来事がきっかけでした。いらとともに海外に移り住み、2年を過ごして帰国した時のことです。
狂犬病予防法上、れいらは2週間の間、検疫所に留め置かれました。

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れいらとともに海外に移り住み、2年を過ごして帰国した時のことです。
狂犬病予防法上、れいらは2週間の間、検疫所に留め置かれました。
この経験は彼女にとって本当に大きなストレスとなってしまったようで、帰宅後すぐに嘔吐、下痢を引き起こしたのです。約1週間というあいだ、なかなか立ち直れず、それでも毎日の生活に慣れるに従い少しずつ回復していきました。しかし今まで大きなトラブルもなく過ごしてきた子だけに、私たちにとっても考えさせられる出来事となりました。これから年齢を重ねていくに従って、弱い部分もどんどん出てくるかもしれない・・・それまでにもなるべく質の良いフードを選んで与えてきたつもりでしたが、やはり原材料には不透明な部分が多く不信感はぬぐえません。信頼できるフードを探しているとき、ご近所の方から教えてもらったのがビッグウッドでした。
体調が悪い時でも食欲だけは決して衰えず、好き嫌いなし!のれいらは、初めての『華』もペロリ。弟分として迎えたばかりのトイプードル“ぷう”の食事もすぐに『華』に切り替えました。no2.jpg
それからは、ぷうとともにますます元気に年を重ねていましたが、13歳の頃、唇の横あたりに、3〜4ミリのしこりのようなものが出来ていることに気づきました。凍結療法を行うことできれいになくなりましたが、1年後、今度は腹部にも1.5センチ程度のしこりがみつかったのです。獣医による検査で悪性の腫瘍だとわかりました。14歳という年齢を考えると手術に踏み切ることには不安があります。ビッグウッドの相談室にもお電話をして今後の方針についてアドバイスをもらい『ホメオハーブ療法食』『元気な酵素』も併用しながら様子をみることにしました。
腫瘍が出来るのには、年齢はもちろんですがストレスも影響していると聞きます。
私はれいらがこうした問題を抱えて初めて、彼女がこれまでいろんなことを我慢してきた可能性に気づきました。そしてこのままずっと変わらない気がしていたれいらとの生活にも、いつかは終わりが来るのだということを思い知らされたのです。
いつも無邪気で甘え上手、感情を表に出しストレスをためこむことのない弟分のぷうとは反対に、れいらはいつも控えめで気持ちが優しく、気質としても少し弱いところがあります。検疫所での経験が示すように、れいらはストレスを表に出さず自分の中に抱え込んでしまうタイプの様です。
思い起こせば唇の横にしこりが出来た時も今回の腫瘍が分かった時も、私は出張中で実家に犬たちを預けていました。いつも仕事が忙しく、たまに夜や休みの日などゆっくり犬たちの相手ができる時にも、いつも甘えてくるのはぷうが先。れいらは控えめに順番をぷうに譲っていたのです。本当はれいらが真っ先に甘えたかっただろうに、そんな想いをわかってやれていなかった・・・胸が締めつけられるようでした。
今までこの子が無条件にそそいでくれていた愛が、私たち夫婦にどれだけの安らぎを与え、支えになってくれていたことか・・・。れいらにそのお返しができるのは今しかない。もうこんな後悔はしたくない。そう思った私はその年の冬、忙しい仕事を離れ、出張のない職場に移ることにしました。
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その当時、れいらは14歳。若い頃の活力が少しずつ衰えてきているようでした。
何もかもが若い頃のようにはいかず、腫瘍も抱えて自信を失いがちなこの子の気持ちをなんとか盛り上げてあげたい。そのためには何から始めればよいのだろう・・・? れいらの一番好きなことは?・・・そう、食べること!それまでは忙しさにかまけて彼らの食事は『華』だけで済ませ、運動量が落ちて肥満がちになるため与える量もかなり減らしていました。もちろんそれだけでも美味しそうに食べてはいるけれど、もっと食べる楽しみを増やしてあげたい。おなかも心も満足させてあげたい!・・・そう思い、手作りご飯にチャレンジすることにしたのです。ビッグウッドから送ってもらった“手作り食ガイドブック”をもとに、ご飯、お肉、野菜を使った手作り食に『華』や『菜』『ケルプ』『愛犬活力源』などを加えてあげるようになりました。
れいらもぷうも、それはもう大喜び!お皿に穴が開くほどなめまわしてくれました。
一般的に14歳という年齢ならば、食欲も落ち体力もなくなって・・・と考えられるのですが、一緒に居る時間が増えたからか食事の楽しみが増したこともあるのか、れいらはどんどん元気になっていくような気がしました。散歩でもしっかり歩き、毛艶もよく、10歳を優に超えているとは、とても見えません。そんな元気な彼女の姿に、もしかしたら手術にも耐えられるのではないか・・・という希望を抱くようになりました。腫瘍が悪性であるだけに、いつどうなるかわからないという不安も消し去れなかったのです。れいらの健康状態がとても良い今が、もしかしたら最後のチャンスかもしれない。そう思い、『元気な酵素』を普段からしっかり与え、血液検査も合わせ体力も充分であろうことをしっかり確認したうえで、腫瘍の除去手術を受けることにしました。
手術後のれいらはさすがにぐったりとしており、もしかするとこのままもとの身体には戻れないかもしれない・・・と背筋が寒くなるほど緊張させられました。しかし当のれいらは、そんな時でも食欲だけは素晴らしく(笑)食べるごとに、元気を回復していくようで、ホッと安堵しました。
腫瘍の手術から1年、れいらを迎えて16年目の春を迎えようとしています。
さすがに歩く速度が少しずつ遅くなってはきましたが、れいらはまだまだ元気です!
歯がグラグラとして歯槽膿漏のようになっていた歯茎も、こまめに歯ブラシをあてているうちに、キュッと締まってきました。
れいらのこれからの課題は、足腰の筋力低下をどう抑えるか。ただでさえ腰に負荷がかかりやすい犬種ですし、歩かなくなればあっという間に筋肉が落ちてしまうでしょう。いつまでも元気でできるだけ自分の足で歩いてほしいと、寒い日も暖かくしてなるべく毎日外に連れ出すようにしています。ごはんの一部である『華』を持参して先へ進むごとにあげるようにすると、れいらもやる気満々です(笑)。
これまでの生活を振り返って改めて、彼女が私たち夫婦にとって、どれほど大切なことを教えてくれていたかを認識させられます。食事が身体を育み、守るという基本的なことを思い出させてくれたのも、れいらです。れいらの健康問題に取り組みフード探しを始める前の私たちは体調不良=薬、食事=外食が大部分、という暮らしが当たり前でした。
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しかし、れいらを通してビッグウッドを知り大木社長の手作り食セミナーで人間の食材についても気をつけることを学んでから、生活そのものが大きく変わったのです。
医療関係の仕事に携わっているにもかかわらず、薬はほとんど使わなくなりました。
なるべく自宅で野菜を豊富に取り入れた食事を摂るよう心がけ、風邪をひいたなと思ったらスポーツクラブで思い切り汗をかいてひたすら眠る・・・以前と比べたら180度違ったライフスタイルに変わりました!こんな生活は思いのほか功を奏し、夫のアトピー性皮膚炎もいつしか出なくなり、体調は二人そろってぐんとよくなりました。
もちろん、れいらがこれだけ早く手術から回復してくれたのも、まだまだ輝く毛艶をキープしていることも、やはり食べ物のおかげ。『華』との出会いは本当に大きなものでした。
れいらのお気に入りスナックは、にんじん丸ごと1本や白菜、キャベツの葉っぱなどの“お野菜まるかじり”。うっかり床のバスケットにいれておこうものなら、あっという間に彼女のおなかのなかに入ってしまいます。そんなれいらを見て育ったぷうも負けじと野菜にかじりつきます。
こんな豪快な食生活や、ぷうとの生存競争!?も、れいらの長生きの秘訣かもしれません。
れいらが元気で16歳の誕生日を迎えられるように、これからも1日1日を大切に、彼らとしっかり向き合いながら、楽しく悔いなく、ともに過ごしていきたいと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いします。


ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。相談室