この子たちの健康を守るのはお医者さんではなく、私なのだということ。
小林 マロンちゃん(ミニチュア・ダックスフント/7歳 女の子)・ラヴィちゃん(ワイヤーヘアード・ミニチュアダックスフント/6歳 女の子)
ビッグウッドを知ったのは、4年半前。我が家の“長女”マロンがストラバイト結晶を患ったときのことです。
マロンと“次女”のラヴィは、仔犬の頃からとにかくフード嫌い。そのため毎日の食事が悩みの種でした。
新しいフードは、初めは食べてもすぐに飽きてしまいます。フードによっては最初から口をつけないことさえありました。
そのため、あれこれと手を変え品を変え、ドッグフードのコーナーを品定めしてまわる『フードジプシー』の毎日でした。
そんな悩みがつきないことに加えて、ストラバイト結晶との診断を受け、獣医さんからはphコントロール用の処方食に切り替えるよう言われたのです。
試しに与えてみたものの、案の定口をつけることさえいやがる始末で途方にくれてしまいました。
また獣医さんの「一生、これだけを食べなければならない。」という言葉も、納得できませんでした。
体調などいろんな要因で一時的にストラバイトができることだってありそうなものなのに、本当に一生、処方食でなければならないのだろうか・・・?
こんなに嫌がるフードを続けることが、本当にマロンのためになるのだろうか。
そもそも結晶が消えても食べ続けなければならないなら、それは本当に治ったということにはならないのでは・・・?
次から次へと疑問が浮かびあがりました。
ずっと処方食に頼るということは一生薬と縁が切れない体になるのと同じことのような気がして、積極的にその処方食を与えようという気持ちになれませんでした。
そんな想いで悩んでいた時、ビッグウッドのフードを使っている知人に、こんな食事もあるよ、と教えてもらったのです。
少々時間がかかっても、体にやさしい方法で解決できるかもしれない・・・すぐに相談窓口に電話をかけ、とりあえず3ヶ月間、『華』を試してみることにしました。
与えてみて驚いたのは、マロンとラヴィの喜びようでした。
どんなフードも気に入らなかった2頭が、『華』は初めから完食!
今までの食いつきの悪さは何だったの?と拍子抜けするやら嬉しいやら、でした。
そして何よりも嬉しかったのが、フードを切り替えてしばらくした後の検査で、マロンのストラバイト結晶がなくなっていたこと!
PHも安定していました。安易に処方食を食べさせなくて本当に良かったと、心から思いました。
そして食事の力ってこれほど大きいんだ、ということも実感したのです。
それから約4年。
毎年恒例の健康チェックで、フィラリア検査のついでに血液検査を行ったところ、健康そのもののマロンに対し、ラヴィのGPTの数値が標準の倍以上の数値を示していることがわかりました。
1度の検査で全てを判断することは出来ないので暫く様子をみて再チェックすることになりましたが、2ヵ月後の検査でもやはり数値は高いまま。
昨年の検査では異常は全くなく、食欲、元気もいつもどおりで過ごしていたため、思いがけない検査結果に、「どうして?」とかなり動揺したことを覚えています。
病院からは肝臓の働きををサポートするという処方食を勧められました。しかし本来の肝臓の状態を改善するのではなく、とりあえず目に映る”数値”だけを正常値に落ち着かせるための処方食のような気がして、その食事を与えることについてはあまり意味がないように思えました。
肝臓に何か隠れた問題が潜んでいるのなら、そこをしっかり確認し、改善策を講じてやりたい・・・
そう思い、ビッグウッドへ相談して『被毛チェック』そして『ホメオハーブ療法食』をお願いしました。
被毛チェックの結果では、肝臓よりもむしろ胃の不調が気になる、とのこと。
肝臓のことばかり心配していた私は思いもかけない報せに驚いたものの、そういえば・・・と思い当たることに気づきました。
ラヴィは昔から何かにつけ空腹満腹に関係なく、頻繁に吐き気を催していたのです。
もともと神経質な性格、ということもあるのかもしれませんが、特に緊張した時など急にゲボッと喉が鳴り、喉元まで胃液や食べ物が上がってくるのです。
そのまま吐いてしまうこともあれば、口元まであがってきたものをそのまま呑み込むこともありました。
胃が荒れやすいのか、消化力が弱く内容物が滞留しがちなのか・・・。
そうしたことも肝臓とリンクして、数値に影響が出てしまったのかもしれないな、と思いました。
そして療法食をスタートしてまもなく。ラヴィに今までにない変化が起きていることに気づきました。
1日に何度も、下を向いては突然ゲボゲボいっていたあのしぐさが、ほとんどみられません。
あの頻繁に起きていた吐き気がなくなってきたのです!
きっといい方向へ向かっているはず・・・そう願いながら3ヶ月が過ぎ、再度、血液検査をしてみました。
残念なことにGPTは高いままでしたが、同時期の被毛チェックの結果は前回よりも良くなっていたのです。
胃の状態はまだ不安定で、試しに療法食をストップするとすぐにまた吐き気を催したため、あせらずもう少し時間をかけて続けることにしました。
それから6ヶ月後の今年6月。再度血液検査にトライしたところ、3度目の正直でクリア!平常値になっていました!
もちろん被毛チェックも、前回にも増していい結果が出ました。目の前の霧が晴れるような思いでした。
以前は、心配なことがあればまず病院にかかり、とりあえず薬を飲ませることに疑問を持ったことはありませんでした。
フードの品質に対する疑問も、マロンとラヴィが嫌がることがなければ特に考えることもなかったでしょう。
この子たちはそれを教えてくれていたのかな?と思います。
マロンとラヴィを通してビッグウッドを知ったことが、飼主としての責任を考え直すきっかけになりました。
この子たちの健康を守るのはお医者さんではなく、私なのだということ。
そのために、食事がどれほど大きな役割を果たしているかということ
この4年間、病院のお世話になるのは血液検査やワクチン接種の時くらいですが、マロンのストラバイトも再発することなく、仔犬の頃からビッグウッドのフードで育ち、3歳になる“末っ子”文太も一度も下痢をすることなく、すくすくと育っています。
食事の準備でフードをとりわけている時、こちらに注がれる犬たちの視線は真剣そのもの!
まだビッグウッドを知る前、あれだけ好き嫌いをしていた日々が嘘のようです。
これからも、この子たちが健やかで毎日を過ごすことができるように、守っていきたいと思います。
ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。相談室