手作り食についてのQ&A

Q 手作り食に牛乳やヨーグルトは使ってもいいの?
 手作りする場合、使ってもいい食材、使ってはいけない食材などがあると思います。
 牛乳やヨーグルトなどは使ってもいいのですか?
犬や猫は離乳期を過ぎてお母さんのおっぱいを飲む習慣がないため、ラクターゼという酵素がなくなります。
栄養成分を吸収しないので牛乳はあえてあげる必要はありません。

現在、乳牛の飼料に多量のホルモン剤や抗生物質が使われているということで、『訳の解らない飼料で育てられた牛乳』が問題視されています。
品質確認さえできれば、与えること自体には問題ありませんが、
ただ「栄養成分で考えると必要がなくしかもリスクがある」ということだけは申し上げたいと思います。


ヨーグルトも、牛乳同様、品質確認さえできれば、与えること自体には問題ありません。
ただし、与える量(副食は1割程度)は守ってください。

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Q 手作り食に「菜」以外のサプリメントは必要?
 HPやカタログの「手作り食事の作り方」の材料に、「補助食品(菜、愛犬活力源など9種)を全種」とあります。
 「肉とご飯と菜だけではだめだ」ということなのでしょうか?
 あと、「最初は少なめで始めるのがコツ」とありますが、なぜですか?
ご飯とお肉に菜を20%混ぜていただければ、スパミール(玄米無し)と同等のものができます。
(菜の材料は、「スパミール」や「華」に含まれるハーブとほぼ同じで、お肉と穀類がないだけのものです)

ただ、身近な食材を使ってご自宅で作る場合、食材の質や、作り方(特に水・鍋の種類)に限界があり、「華」や「スパミール」のレベルに追いつくのは無理ではないかと思っています。
(ビッグウッド独自の波動理論によって作る過程が再現できないので)

ご飯をそのままの形で与えたときの消化の問題を考慮するとケルプ、エンザイムなどが必要になりますし、ご家庭での手作り食を「華」や「スパミール」レベルに近づけるためには、その他のサプリメントも必要になってきます。

「最初は少なめで」の意味は、最初はなかなか食べてくれないので徐々に慣らす必要があるということです。

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Q 手作り食の分量の目安は?
 体重によって与える量が違うと思いますが、目安のようなものはありますか?
「スパミール」の給与量を参考にしてください。
あとは、ワンちゃんによって個体差がありますので、便の状態をみながら加減してください。
(多すぎるとゆるくなり、少ないと固くなります)

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Q ササミはリンが多くカルシウムを壊すそうですが。
 ササミにはリンが多いので、せっかく摂取したカルシウムを壊してしまうと言われました。
 スパミールにササミを混ぜたり、おやつにササミジャーキーを与えるなどすべてササミ中心でしたのでとても気になっています。
ササミにリンが多く、成分が偏ると言う話は全てをササミ一色で毎日与えてその部分が気にかかると言う位の見解です。
これは自然とはかけ離れ過ぎた食事です。

スパミールにササミのシチューやジャーキーを与えたからと言って気にかけるような内容ではありません。
スパミールには、鶏肉丸ごとを食材として使っておりますし、ハーブも21種類入っておりますので、例え間違って偏ったものを付け加え与えたとしても、その位はちゃんと調節してくれる、自然調和力は持ち合わせているフードです。
またそうでなければ、病気をも改善してしまうフードではありませんのでご心配されなくて全く大丈夫です。

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Q 下痢気味の時の手作り食について。
 ビッグウッドのフードに変えてから早6ヶ月・・・ずっと落ち着いていたのですが、ここ数日下痢気味です。
 今日の2回目のウンコは 白っぽい粘膜みたいなものに包まれて出てきました。
 3回目はドロドロでした。でも食欲はあるんです。
 夜だけ手作りご飯にしているのですが、下痢気味の時にはどんなものがいいんでしょう?  逆にいけないものってありますか?
そのような状況ですと、スパミールだけのほうが良いです。
スパミールをおじや状にして、エンザイムを入れて与えてください。
手作り食よりも、スパミールに水分を加えてやわらかくしてあげたほうが、おなかの調整が充分出来ると思います。
必ず、エンザイムを併用して、下痢が良くなったら元気な酵素を食事に混ぜ最低3ヶ月は使ってください。
そうすることによって体質的に少ない体内酵素を補いながら、健康体へ進んでいってくれると思います。
頑張ってください!

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Q 子犬の手作り食に『菜』を利用していますが、子犬に必要な栄養素(カルシウム)はたりるのでしょうか?
それとカルシウム補給は煮干でも良いのでしょうか?
ハーブや有機野菜にはカルシウム分が豊富に含まれていますので、『菜』だけでもカルシウム補給は十分です。
煮干は与えないほうがいいかもしれません。

いわし,あじ、さばなどの青魚には(人間も同様ですが)、犬にアレルギー反応をひきおこす『ヒスチジン』という物質が含まれており、本来犬の仲間は魚を食べる習慣がないため、百害あって一利なしといえます。

もし、さらにカルシウムを補給したいということでしたら、下記のレシピもご参考になさってください。

<カルシウム補給のためのレシピ>
(1)卵の殻を使うたびにすぐに洗い、干して乾かし10個以上集めておきます。
(2)砕いた卵の殻を、こげない程度にフライパンで炒ります。
(3)これを細かく砕くか乳鉢などで磨り潰して保存しておきます。
(4)少量ずつご飯に混ぜて与えます。
ティースプーン1杯で約1800mg分のカルシウム補給量となります。
∴もちろん汚染されていない卵の殻を使うことが必須となります。

<ビタミン・ミネラル・カルシウムの効果的補給レシピ> 
 材料 : 『粉末イースト』  1/2カップ
       卵殻粉    1/4カップ
      『ケルプ』   1/4カップ
 
★上記材料を良く混ぜ合わせ、下記要領で体重に合わせてご飯に混ぜる。
 保存は冷蔵庫で。 
    体重(kg)       与える分量 
    2 〜 7       2 ティースプーン
    7 〜14       4 ティースプーン 
   14 〜23       2 テーブルスプーン 
   23 〜36       3 テーブルスプーン 
   36 〜50       1/4 カップ 
   50 〜         1/3 カップ

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