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今月のお客様写真 2008年




<12月> 石加 はるかちゃん(オールジャパニーズ 1歳 女の子)

▲はるかちゃん&かなたちゃん


▲はるかちゃん&雪ちゃん


▲ソファーで・・・
 
 
 
 


はるかちゃんは昨年12月、まだ生後1ヶ月足らずの時、河原で、姉妹のかなたちゃんと共に保護されました。
イヌタオネット・シェルターワークにて新しい家族を探すことになり、ボランティアではるかちゃんを預かってくれていたのが石加さん。
石加家の先住犬・雪ちゃんも、2年前にイヌタオネットから譲渡された子です。 はるかちゃんと雪ちゃんはすぐに意気投合!毎日飽きずにくんずほぐれつ・・・そんな2頭の姿は傍目にも微笑ましいものでした。

一見、元気そうに見えたはるかちゃんとかなたちゃんでしたが、食べたものを吐き戻す頻度があまりに多いことが心配されていました。
獣医さんでの検査で発覚したのが、2頭ともに、先天的な食道の異形状という問題を抱えていたこと。 食道がきちんと収縮できないまま食べたものが食道内にとどまるため、すぐに吐き戻してしまうのです。 手術や治療は難しく、できることといえば食事は立位で、また食べた後は縦に抱っこをして食べたものが食道から胃におちやすくする・・・そんな対処法しかありませんでした。

消化吸収しやすく栄養価の高いヤギミルクや鶏ミンチ、消化器に負担をかけずにスピーディにエネルギーを補給してくれる『ワンダーエナジー』に、お湯でトロトロに溶かした『ちび華』、消化を助ける『エンザイム』を加えて・・・胃腸が受入れやすいよう工夫したごはんを1日4・5回に分けて与えていましたが、嘔吐はなかなかおさまりません。
食後、縦に抱っこしているそばから食べたものが逆流して、膝や手の上にゲボッと吐くことも日常茶飯事。 抱っこからおろしたとたん、噴水のように口から噴出すこともありました。

ただでさえ大切な成長期に、食べても食べても吐いてしまう毎日・・・仔犬たちは常に飢えた状態で、ごはんのたびにガツガツとむさぼるように食べる姿は可哀想なほどでした。
「いくら食べても栄養がなかなか身につけられないので、カリカリにやせ細っていました。夜中もゲボゲボと吐くので、トイレシーツや毛布も何度も変えてあげなければなりません。涙目で苦しそうなはるかが不憫で私たちも眠れず、抱っこをして祈るようにさすっていました。」

このまま無事成長できるのか・・・そう危ぶまれた時期もありましたが、夏が終わり涼しくなる頃、2頭に少しずつ変化が見えてきたのです。
体重が少しずつ増えて体力がつき、パサパサだった毛艶もきれいになってきました。 嘔吐はあるものの夜中や朝方に大量に吐くということはなくなり、石加さんも、かなたちゃんを預かっているボランティア家庭も安心して眠れるようになりました!

はるかちゃんには飼い主希望の手が何組かあがりましたが、やはり普通の健康状態とは違い日頃のケアに手がかかってしまうため、飼い主さんに求められる条件もどうしても高くなります。
また、食道の問題のことを知るとためらわれ、辞退される方がほとんどでした。

石加さんがはるかちゃんを家族に迎えたいと申し出られたのは、保護して11ヵ月が経つ今年の秋のこと。 雪ちゃんとは既に姉妹同然で石加家にすっかり溶け込んでおり、新しい家族になっていただくのにこれ以上のご家庭はありませんでした。

「はるかと一緒に暮らすうちに、怒った顔を見たことがないくらい優しくてとにかく性格の良いこの子を、雪と同じくらい大切に思うようになっていたんです。以前からいつかは2頭目を・・・と考えていましたが、はるかと出会って、今がそのタイミングなのかな、と思いました。この先、はるかみたいな子に巡りあえるとは限らないし、私たちがのんびりしている間にはるかの飼い主さんが決まってしまったら、きっと後悔するでしょうから。」

こうしてめでたく、第2の犬生をスタートさせたはるかちゃん。家族の増えた石加家はますます賑やかになりました。

食事や抱っこのタイミングなどで、「だいぶん”吐かない”こつが掴めるようになった」石加さんの細やかなケアの甲斐あり、嘔吐回数もぐんと減り、保護当初の弱々しい面影はありません。
バネのように高く跳ね、駆け回るスタミナ、つやつやと輝く被毛。あばらが浮いていた体には、健康的なほどよいお肉がつきました。
耳の掃除はほとんどしないという石加さんですが、耳垢もほとんどなく、とてもきれいです。

はるかちゃん、大の仲良しの雪ちゃんとは、対照的な性格だそうで・・・。
「2頭いると、それぞれの個性が際立って本当におもしろいですね。甘えん坊で”遊んで遊んで!”タイプの雪に比べて、はるかはとにかくマイペース。ヒトが大好きですごく懐っこいけれど、意外と気まぐれなんです。自分が甘えたい時以外はそばにも来ないし。そこもまた愛くるしい(笑)。」

全てをありのまま受け入れてくれる優しい家族のもとで、のびのびと暮らすはるかちゃん。本当におめでとう! かなたちゃんにも、こんな素敵なご家族との出会いが1日も早く訪れますように・・・。




<11月> 清水 バビちゃん(シーズー 12歳 女の子)

▲バビちゃん


▲ソファーで・・・


▲可愛いお着物
 
 
 
 


バビちゃんが清水さんご一家の仲間入りをしたのは、2歳半になる頃。 もともとは、娘さんの同級生のお宅で飼われていたそうです
。 「そのお宅で面倒をみられなくなったから、うちで引き取りたい・・・という娘の申し入れがきっかけでした。」 犬を飼う責任の重さを知る清水さんは大反対。
しかし、その数ヶ月後の真夜中。当時の飼主さんが突然、バビちゃんを連れて現れたそうです。
「どうしても飼えなくなってしまったから、なんとか引き取ってほしいと・・・。ひと目みてギョッとしました。飼い犬だったとは思えないほど汚れていたのです。ろくに手入れもされず毛は伸び放題、爪は皮膚に食い込みそうなほど伸びていました。聞けばほぼ1日中ケージの中で過ごしていて、水とフード、トイレシーツを入れ替えるくらいの世話しかされていなかったようで・・・。」
あまりにも哀れな姿に言葉を失くしたという清水さん。
とにかくきれいにしてやらなければと、慌てて美容院へ連れて行きました。 「一晩一緒に過ごしてしまえばもう情が移ってしまいますね。朝には、手放すことなんて考えられなくなっていました。」

健康診断では幸い異常なく、晴れて清水家の一員となったバビちゃん。 今までおかれていた環境のせいかとにかく甘えん坊!すぐにご家族のアイドルになりました。 ビッグウッドとは、当時放送されていたテレビのショップチャンネルで知って以来のお付き合いです。 「あれからもう10年になるんですね。早いものです!」

バビちゃんが愛用するのは、お魚の栄養たっぷりの”おさかな華”や”スパミール”。 お気に入りの特別メニューは、さつまいをふかして”スパシチュー”を混ぜた特製シチューなのだとか。おいしそうですね! 「それから欠かせないのがフルーツです。モモ、みかん、なし、りんご、いちご、メロン・・・なんでも大好き!デザートはいつも、季節の果物と決まっているんですよ。」 9歳の時に緑内障を患って右目の視力を失うという悲しい出来事を経験したものの、そんなことも忘れさせるほど元気で過ごしているバビちゃん。元気の秘訣は、栄養たっぷりのご飯と新鮮なフルーツにあるのかもしれませんね。
「年をとってきたので白内障も心配ではありますが・・・でもまだ左目は黒々としてとってもきれいなんです。お散歩も大好きで、片目のハンデがあるなんて思えません。元気な姿は仔犬と間違えられることもあるくらいです(笑)。」

年に2回は、ペット可のお宿を探してドライブ旅行に出かけるという清水さんご一家。
「なにしろ我が家の”お姫さま”ですから。また近々、この子がのんびり寛げる場所に連れて行ってあげたいですね。」

素敵なご家族と巡り合い、幸せあふれる第2の犬生を送るバビちゃんです。 これからも喜び、楽しみで満たされる毎日でありますように・・・!





<10月> 鈴木 風太朗くん(オールジャパニーズ 推定年齢1歳半 男の子)

▲風太郎くん


▲お家の前で・・・


▲ちょっとおすまし顔
 
 
 
 


今月は不思議な縁に導かれるようにして、鈴木家の一員になった風太朗くんをご紹介します。

今年の6月、キャリーバッグに入れられたまま、とあるお宅の玄関先に置き去りにされていた風太朗くん。 縁あって、たまたまそのご近所に住んでおられた鈴木さんご一家に迎えられることになりました。

当時の鈴木さんは、愛犬”ルヴィ”ちゃんを天国へ見送ってようやく半年が経ったところ。
ルヴィちゃんとの想い出が強すぎて、当分の間は次の子を迎える気持ちにはなれないと思っていたそうです。 「ルヴィがいなくなってからの我が家は、まるで光が消えたような、ぽっかり穴が空いてしまったような毎日でした。そんな時、近所の方が”この子を引き取ってもらえませんか?と風太朗を連れてきたんです。自分のところにはもう犬がいて、これ以上は無理だということで・・・。飼主に捨てられ行き場をなくしたその子の顔を見てしまったら、もう放っておけませんでした。」

こうして、予期せぬ形で鈴木家にやってきた風太朗くん。
獣医さんの見立てでは1歳半程度、トイプードルとヨークシャーテリアのミックスだろう、とのことでした。

長年、ルヴィちゃんの食事にビッグウッドを愛用くださっていた鈴木さん。風太朗くんを迎えてすぐに注文のお電話をくださいました。
「久しぶりに皆さんとお話して、ルヴィの想い出話もできて・・・心機一転!という気持ちになれました。風太朗も、『ちび華』や『おさかな華』、ルヴィが好きだった『スパシチューチキンテール』を喜んで食べてくれて、ひと安心。またビッグウッドとのお付き合いが始まったと思うと、なんだか嬉しいですね。」

3.5kgの小さな身体と愛らしい表情ながら、大型犬なみの頼もしさを持ち合わせる風太朗くん。
ルヴィちゃんがリーダーをつとめていた地域のわんわんパトロールにも早速参加して、存在感を発揮するようになりました。
いつもゆったり大きく構えてのんびりしていたルヴィちゃんに対し、風太朗くんはまさに”小さな防犯犬”!ご自宅でも、不審な物音がすれば”危険危険!”と警報を鳴らしてくれているそうです。

「おかげで毎日賑やかです(笑)。こうして風太朗が我が家に飛び込んでこなければ、今もまだ新しい子を迎える気になれず、寂しさばかりで過ごしていたでしょうね。ルヴィを亡くした喪失感や寂しさは簡単に癒えるものではありませんが、風太朗が我が家に笑顔と安らぎを運んでくれて、私たちもようやく元気を取り戻せた気がします!」

不思議な縁に導かれるようにして、鈴木家の一員になった風太朗くん。
もしかすると天国のルヴィちゃんがパパとママを心配して、連れてきてくれたのかもしれませんね。 鈴木家の皆さんにとって、これからも幸せなワンライフでありますように!





<9月> 東川 まるちゃん&そらちゃん(ミニチュアダックスフント 男の子 5歳&1歳)

▲仔犬の頃のまるちゃん


▲仔犬の頃のそらちゃん


▲右がそらちゃん、左がまるちゃん。仲良しで顔も似てきた?
 
 
 
 


今月は、元気ざかり!のダックス・コンビ、まるちゃんとそらちゃんをご紹介します。

実を言うと「犬は大の苦手」だったという東川さん。
まるちゃんを迎えたのは、犬好きのご主人たっての希望だったそうです。

「コロコロの小さな仔犬なのに、私は緊張してどう扱ったらいいかもよくわからず・・・。最初は目が合うだけでもドギマギしていました(笑)」 それでも少しずつ慣れていった頃、まるちゃんが体のあちこちを痒がることに気づきました。
毛をかきわけて見ると、プツプツと湿疹ができています。獣医さんでは“アトピー”との診断でした。
なんとか改善の手立てはないかと相談した先輩わんこの飼主さんが、ビッグウッドのフードを愛用されていたそうです。
「その方に、一般的なドッグフードの原材料や現状、ビッグウッドのこだわりなども聞いて、これは与えてはいけない!と、購入していた病院食を止めました。」

それから早速『スパミール』に切り替えたという東川さん。その後すぐに変化が現れたそうです。

「湿疹があっという間にきれいになったんです。まるはまだ仔犬で薬もほとんど使っていなかったので、こんなに早く結果が出たのかもしれません。毛なみもどんどんきれいになって・・・本当に嬉しかったですね。」

それを境に、まるちゃんとの生活もどんどん変わっていったそうです。

「最初の頃はまるのことを、言葉の通じない未知の生物!?のように感じて、ぎこちない接し方になっていました。でもこちらがあまり構えず、人と接するように考えて話しかけるうちに、不思議とそれが通じたようで・・・まるもだんだん私を信頼してくれるようになった気がします!」

こうして楽しいワンライフに目覚めた!?東川さん。
昨年迎えたそらちゃんはもちろん!生後2ヶ月の時からスパミール育ちです。

「困ったことがあれば、すぐにビッグウッドに相談しています。そらが杏の種を飲み込んであわや開腹手術かと慌てた時も、陰睾丸で悩んだ時も、まるにひどい下痢が続いた時も・・・。ちょっとしたことでもいつも的確なアドバイスを貰えるので、とても信頼しています!」

“ビッグウッドのごはんつながり“のワンコ仲間とは、お互いの愛犬自慢をしたり、相談したり意見を交し合ったり・・・。心強いサポーターさん達に恵まれている東川さん。

「今ではすっかり犬中心の毎日です。昔の私からすれば信じられませんね。(笑)まるとそら、そして仲間のわんこたちに日々、笑いや安らぎをもらいながら過ごしています。この子たちの笑顔をずっと守っていけるよう、これからもお世話になります!」

いつも嬉しいお声と応援を、本当にありがとうございます。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願い致します!





<8月> 星野マリリンちゃん(オールジャパニーズ 18歳 女の子)

▲女優業も楽じゃないのよ


▲よく仔犬と間違われた、14歳の頃


▲私を散歩につれてって!
 
 
 
 


今月のお客様は、『お客様体験記』にも登場してくれた、星野マリリンちゃんです。

マリリンちゃんは今から約17年前、何らかの理由で保健所行きになるという、悲しい経験をしました。

心に深い傷を負いましたが、保護団体を通じて星野さんご家族と巡り合ってからは、暖かい愛情に包まれてしあわせいっぱい!今年めでたく18歳を迎えました。
そんなマリリンちゃんの“ひとりごと”をご紹介します!

ハーイ、皆さんこんにちは。マリリンです。
実は私の本名は「マリリン・ド・デベー」といいます。そう、実はフランスの貴族の出・・・なあんてことはないんですが、まあ日本語に訳せば「でべそのマリリン」てことになりますね。
内緒なんですけど私、とっても大きな「でべそ」だったんです。でも、手術の時に取っちゃったので「ちょっとさびしい」なんてママは言ってます。

私はホシノ家に引き取られてきたんだけれど、最初は独りになるのがとっても不安だったわ。
捕まった時や、保健所での恐怖を思い出しちゃったのよ。
ホシノ家にはアキちゃんという私を選んでくれた人がいるんだけど、最初の頃はケージに入っているのも保健所を思い出して恐かったから、部屋においてあるケージごと引っ張って何とか脱出しようとしたの。

もちろんお水とかカーペットとか、もうグシャグシャよ。アキちゃんは帰ってくると毎日部屋がひっくり返ってるので、びっくりしてたなぁ。
でも、ホシノ家にずっといていいんだって安心できてからは、毎日ちゃんとお留守番してたわ。もちろん運動靴をかじったりウォークマンのイヤホンをかじったりもしてたけどね。

みんなが帰ってくるたびに玄関までお出迎えして、みんなの靴をくわえて歓迎の意も表したわよ。毎日365日、尻尾をぐるんぐるん360度回しながらね。

よく、荒川っていう大きな川の河川敷に散歩に連れて行ってくれたんだけど、ここにはゴルフコースがあってね。そこを全速力で疾走するのは楽しかったなあ。端っこのほうにドブみたいな溝があるんだけど、面白いからそこに入って、出てきたときのみんなの顔!騒いでくれてうれしいから、もっと入ってあばれ回っちゃった。ゴルフしてる人たちが指さして笑ってたな。

他にもたくさんエピソードがあるのよ。独りのお留守番が不安で畳を引っかいてわらが出るまで掘っちゃったり、柱や木の扉をガリガリ齧ってしまったり。ついつい外を旅したくなって、風を取り込むために玄関ドアが開いてた隙に飛び出したのよ。でも、戻るときには迷ってしまって、住んでる団地の別棟のエレベーターで上の階まで上っちゃったこともあったわね。あの時はホント、冷や汗ものだったなぁ。

それに私、食いしん坊だから食べ物探しの名人なのよ。ホシノ家のみんなはそれをすぐに忘れていろんなところにおいておくんだもの、見逃さない手はないわよね。いつもあちこち鼻で嗅ぎ回り、テーブルの上まで背伸びして食べ物を探してたから、おかげで真っ黒だった私の鼻は肌色になるし、胴もちょっぴり伸びちゃったのよ。

そんな私だけどホシノ家の皆は私のこと、とても大事に思って可愛がってくれているの。これはとても幸せ。
ママも「明日からうめぼしだぁ」なんていいながらも、さびしいお財布でもビッグウッドの食品を止めないでいてくれるし、パパも「キャベツのインターフェロンがいいんだ」といって私の好きな料理を作ってくれるし。

アキちゃんも、子供は口だけで、散歩はすぐにしてくれなくなるんじゃないかって心配してたけど、おとなになった今でもずうっと、ちゃんと行ってくれてるもの。最近は俊ちゃんという旦那さんも一緒に行ってくれるのよ。小学生だったアキちゃんが結婚したんだから、私も歳を取るわけよねぇ。

アキちゃんの悩みは、「こんなにかわいがっているのに、私を年下だと思っているみたい」ってことだって。でも、仕方ないのよね、これは。実際私のほうがずっと先輩なんだもん。
こうして振り返ると本当に、いろんなことがあったわねぇ。
保健所に入った時、一緒だった仲間はほとんど、あの時天国へ行ってしまった。
でも私はみんなの分も生きるって決めたから、これから先身体が不自由になってもできる限り、ホシノ家のみんなと、がんばって生き抜くわ。

皆さんも元気で、家族の皆さんにパワーを運んであげてね。
それではまたね。





<7月> 柴田花江ちゃん(ジャックラッセルテリア 6歳 女の子) 芽江ちゃん(チワワ 8ヶ月 女の子)

▲花江ちゃん


▲芽江ちゃん


▲花江ちゃん&芽江ちゃん
 
 
 
 


今月は、いつも”ビッグウッド糸島ウエランカラ”のデイケア、ドッグランをご利用くださっている柴田花江ちゃん、妹分の芽江ちゃんをご紹介します。

柴田さんご一家にとって、花江ちゃんは2代目のワンコ。

先代の愛犬は、15年の長寿を全うしました。

「当時のかかりつけのお医者様は手作り食を勧めてくださる方で、犬たちの食事にも私たちと同じ食材、という考えが私たち家族のなかでは当たり前のように受け入れられてきたと思います。手作り食では栄養のバランスがとれない、という声もよく聞きますが、この子は15年間本当に元気で・・・。年をとっても容貌がほとんど変わらず、最後まで若々しいままだったんです。」

手作り食の力をずっと実感してきた柴田さん。

先代犬を亡くした後、花江ちゃんを迎えてからも、もちろん手作り!

「一般的に販売されているドッグフードについては、とても不自然なものを感じていました。中に入っているものもよくわからないし、賞味期限もどうしてこんなに長いの?と・・・。でも忙しい時など、食事づくりに時間をかけられない日もありますから、安心して食べさせられるフードがあれば助かるな、とも思っていました。」

ビッグウッドを知ったのは、昨年、新たに妹分の芽江ちゃんを迎えた時のこと。芽江ちゃんのために通いはじめたしつけ教室”グッドボーイハート”で、こんなフードもあるよ、と教えてもらったことがきっかけだったそうです。

「手作り食に加え『ハーバルハート』を使うようになりました。その後、デイケアでお世話になりだした”ウエランカラ”さんで、ちっちゃな芽江ちゃんにも食べやすい『ちび華』を見つけてからは、特に重宝するようになりました。」

デイケアの日は、タッパーにその日のごはん分の『ちび華』を入れて出発!

毎週参加しているウエランカラのデイケアでは、ゲームに興じ頭をしっかり働かせてがんばって、フードのご褒美をゲットしています。

ビッグウッドのフードに切り替えて実感したのは、”ウンチ”の変化だったとか。

「今まで試してきた市販フードのような、ウンチのベタベタ感や臭いがなくなったんです。本当にきれいなウンチで、無駄なもの、余分なものが一切入っていない食事なんだな、と実感しました。」

花江ちゃん、芽江ちゃんのお気に入りおやつはなんてったって『やわらかウイング』。

「芽江ちゃんは小さいので、今まで骨は怖くてあげられなかったのですが、これは手で簡単に小さく砕けるるので、安心してあげられます!」

小さく砕いてコングにつめて、クレートトレーニングにも大活躍しているそうです。

ご愛用くださり、ありがとうございます!

これまでほとんどお散歩も楽しめず、おうちでは寝てばかりいたという花江ちゃんも、初めてウエランカラのドッグランを訪れて自然いっぱいのグラウンドを散策するうちに、犬としてのなにかのスイッチが入ったようです。その後ウエランカラのデイケアにも通い始めたことで、毎回新鮮な刺激をうけて、どんどん犬らしい行動がでてきました。デイケアで家族から離れてさまざまな経験を重ねるごとに自信がついてきて、のびのびした晴れやかな笑顔を見せてくれるようになりました。

飼主さんも花江ちゃん、芽江ちゃんとの毎日をますます楽しまれるようになったそうです。

これからも喜びにあふれた毎日でありますように・・・☆





<6月> 西脇 マシューくん・レオくん(共に5歳半・男の子)
フーバーくん(2歳半 男の子)
未来ちゃん・紫媛ちゃん(共に7ヶ月・女の子) いずれもトイ・プードル

▲未来ちゃん


▲フーバーくん


▲マシューくん&レオくん


▲レオくん&紫媛ちゃん
 
 
 
 


今月のお客様は、体を動かすこと大好き!な元気者のワンたち、西脇さんご一家です。

西脇家のワンたちは総勢11頭。福岡の青雲ドッグスクールにてオビディエンスやアジリティのレッスンを楽しんでいます。

お仲間11頭のうち4頭が、現在青雲ドッグスクールにてアジリティ留学中。
2頭は出産のため大事をとってお休み中とのことで、今回は“ビッグウッドウエランカラ糸島”に遊びに来てくれた、個性あふれる5頭の“在宅組”をご紹介します。

最年長は後輩ワンたちの遊び相手をつとめる心優しきお兄ちゃん、マシューくん。
次男坊のレオくんは、マシューくんに甘えて育ったせいか?「ちょっとだけワガママ」な性格だそうですが、膝蓋骨脱臼を患い普通の子なら痛みで悲鳴をあげるような状態にあってもじっと辛抱する、我慢強さの持ち主でもあります。
三男坊は常にマイペース、わが道をゆくフーバーくん。一番の甘えん坊でもあるそうです。

「マシューやレオは、“今はかまってもらえない時間だ”とわかるとあっさり自分のクレートに引き上げていきますが、フーバーはあきらめずに念力を送ってきます(笑)。なんだか視線を感じる・・・と思って振り向くと、少し離れたところからフーバーがちょこんと座って、じっと見つめていることもありますね。」

長女の未来(みく)ちゃんはファミリーのなかでも一番の小柄で、体重は1kgにもなりません。
小さいだけに仔犬の頃から虚弱で、このまま無事に育つかどうかが危ぶまれたそうです。

「低血糖で倒れることもしばしばでした。とにかく胃腸が弱いので『エンザイム』や『タウリンドフュラス』は欠かせません。でも元気が良すぎる仲間たちに囲まれて負けられぬと根性がついたのか?元気と食欲、気の強さはピカイチです。(笑) 近頃では体重も少しずつ増えてきてひと安心しています。」

末っ子の紫媛(しおん)ちゃんは将来を期待されるアジリティの才能の持ち主。敏捷さ、跳躍力では右に出る者はおらず、おきゃんでやる気あふれる明るい性格はファミリーの花形でもあります。

同じトイプードルでも性格はみなバラバラ。ともに生活しているとそれぞれの新たな一面が垣間見られ、毎日が新たな発見の連続だそうです。それにしても、お仕事に加え5頭の愛犬の世話も一手に引き受ける西脇さん。さぞ大変な毎日だと思いますが・・・?

「よくそう言われるのですが、私にとっては楽しみでしかないんです。確かに平日は一緒にいられる時間は少ないですし、思うようにかまってあげられずそれが自分のストレスになることもありました。そうするとやっぱり犬たちの顔も暗くなってしまう。スクールの先生にアドバイスをもらって、短くても毎日1頭ずつとしっかり向かい合う時間を作るようになってからは犬たちの表情もどんどん明るくなって、それが私自身の元気のもとになりました!週末は愛犬たちと私のコミュニケーションと運動、レッスンを兼ねてスクールで発散していますよ。」

膝蓋骨脱臼を抱えやすい犬種であるため、西脇さんは食事にも生活にも気を遣います。

「食事は『ハーバルハート』。それに『なんこつ元気』と『筋肉をつけるサプリメント』も愛用しています。そして一番大切なのは、足腰に負担がかからない場所での運動ですね。スクールのグラウンドやウエランカラの貸切制ドッグランで思い切り走らせる時間を大切にしています。これからの季節は水泳もいいですね。」

そう、夏になるとワンたちはスクールのプールに飛び込みます。しっかり泳いでしなやかな筋肉をつけることで、引き締まって均整のとれた体が作られているのです。
そんな毎日の成果でしょうか。ワンたちはどの子もとにかくパワフル、全身バネのよう!ピョンピョン跳び、踊るように軽やかに、疲れもみせず駆け回ります。

アジリティ留学中の6頭が里帰りしてくると、いっそう賑やかになる西脇さんファミリー。
今回紹介できなかった仲間たちは、また次回紹介いたします。お楽しみに!
これからもますます力強く、皆が笑顔あふれる毎日でありますように・・・。ビッグウッドも応援しています!





<5月> 山本 ハチちゃん(ラブラドル・レトリバー 女の子 13歳)




 
 
 
 


ハチちゃんが山本家の一員になったのは、13年前のこと。
忠犬ハチ公にあやかり、また末広がりで縁起のいい『八』の字にちなんで名づけたそうです。

『華』を食べ始めたきっかけは、ハチちゃんの健康の変化でした。

「それまでにも身体にいいもの、安全なものをと、無添加なり自然食なりを謳ったフードを探しては試していましたが・・・いまひとつ満足できるものはありませんでした。『華』のことも以前から知っていましたが、大型犬のハチにあげるにはどうしても価格がネックとなって、興味がありながらも手を出せずにいたのです。」

しかし年齢を重ねるにつれ、腫瘍ができやすい体質であることが発覚、8歳を過ぎる頃には膀胱炎も繰り返すなど心配な問題を抱えるようになったそうです。

「そんな時、ビッグウッドの『様々な病気の原因は”食”にある』との言葉を思い出して、値段じゃなく本当に安全な食事に立ち返ることで体質の改善が図れたら・・・そんな思いで切り替えてみたのです。」

食べるものには慎重だというハチちゃんですが、『華』はスムーズに受け入れてくれたそうです。

「よくあるフード独特の臭いが『華』にはなく、それだけでも安心感があります。そして何より驚いたのはウンチの変化でした!うちでは庭に穴を掘ってウンチを埋めているのですが・・・『華』を食べるようになってから、埋めたウンチにカビが生えていることに気づいたのです。今まで”無添加”を謳ったどんなフードの時にもなかったことです。『華』には抗菌剤や保存料など不自然なものが本当に入っていないからウンチ自体も微生物がしっかり分解できる状態なんだと感心しました。」

それから4ヶ月が過ぎる今。体調の安定と嬉しい変化を実感する日々だそうです。

「以前は投薬を止めたとたんに膀胱炎を起こし血尿・・・となっていたため、ほぼ1年間抗生剤と縁が切れずにいました。『華』への切り替えとともに抗生剤を止めたのですが、4ヶ月経った今も血尿はなし!尿の回数、状態とも安定しています。」

また思いがけない出来事もありました。

「1年位前から右前足の甲が一部脱毛し、そこが5mm程度イボのように突起した状態になっていました。病院では、細菌感染が疑われるが投薬で治らなければ切除手術も・・・と言われたのですが、薬を飲んでも変わりなく、手術をするべきかどうか迷っていたのです。 それが、『華』を食べ初めて2ヶ月くらい経った頃、少しずつ毛が生え始めたのです。そして今ではしっかりと生えそろい突起もなくなって、どこにできていたのかもわからなくなりました!これには驚きました。」

人間の言葉をよく理解している、思いやりのある優しい子だというハチちゃん。
山本家には3匹の猫たちも同居しているのですが、この子達は全て、ハチちゃんが散歩中に見つけた野良出身の子だそうです。

「猫同士で小競り合いすることもありますが、ハチのことは皆慕って先輩として一目置いて見ているようです。ハチにとってもかわいい妹や弟といった感覚なのかもしれません。時々皆で寄り添って寝てたりもします。」

少しずつ年齢を重ねていき、ハチも時々食が細くなることもあるそうですが、そんな時も『スパミール』をトッピングしてあげると喜んで食べてくれるそうです。

「13年目にして、ついに満足できる最後のフードにたどりついたと実感しています。これからのビッグウッドに求めることは・・・ずっと安全なフードを作り続けてほしいということかな?ハチはフードが水に溶けてしまうと嫌がるので、もっと硬くて溶けないようなフードになるといいなと思います。これからもお世話になると思います。どうぞ宜しくお願いします!」

家族みんなが一緒の時、何よりもしあわせそうな顔をしているというハチちゃん。
そばにいるだけでご家族に安らぎを与えてくれる、かけがえのない存在です。
これからも、ハチちゃんにとってより充実した毎日でありますように・・・。ビッグウッドも、できる限りお手伝いしてまいります。
こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します!





<4月> 小山 健太くん (フレンチブルドッグ 8歳 男の子)


 
 
 
 


今月は、埼玉県在住の小山健太くんをご紹介します。

仔犬の頃は健康そのものだったという健太くん。
しかし1歳を迎える前から、皮膚の痒みや脱毛、かさぶたやフケなどに悩まされるようになりました。

「初めて行った美容院でのシャンプーで、香水か何かをつけられたのか・・・きついおしろいのような匂いをさせて帰ってきました。それがきっかけだったのか、しばらくしてフケのようなものがポロポロ出てきて、痒がるようになったのです。皮膚にあわない何かをつけられたのなら一時的なものだろうと思っていたのですが、どんどんひどくなっていきました。」

フケは体からパラパラとこぼれ、足先から背中、お腹に至る全体にかさぶたができ、体臭を伴います。
一時は顔を残した身体全体の毛が抜け落ちたこともあったそうです。

「毛はまた生えてきましたが、それまでのきれいな茶色の被毛ではない、白っぽい色で、毛量も少なく・・・背中はかさぶたでボコボコしているのが傍目にも分かるほど。本当に痛々しい姿でした。」

初めに診て貰った病院ではアレルギー、2件目では膿皮症だといわれたそうです。

「2週間ほど抗生物質を飲めばよくなるだろうと言われましたが、全く変わりませんでした。」

そして3件目に、名医と評判の獣医さんに診ていただいたそうですが・・・。

「そこでも膿皮症だとの診断で、完治することはない、とまで言われてしまいました。」

とりあえずは渡された薬や処方食のフード、薬用シャンプーを続けていたものの、状態が変わることはほとんどなかったそうです。
それでも諦められず、広告などで見た様々なサプリメントを試していたそうですが、健太君の状態に目立った変化はないまま、気づけば6歳半を迎えていました。
「ビッグウッドを知ったのはその年のこと。何気なく立ち寄ったペットショップで偶然同じフレンチブルを連れた方と出会いました。同犬種の飼い主として意気投合し、いろいろと話すうちに、その子が以前抱えていたトラブルが健太の症状ととても似通っていることが分かったのです。それが今ではすっかりきれいになったそうで・・・。その子が使っていたフードがビッグウッドのものでした。」

藁にもすがる思いだったという小山さん。早速『華』を取り寄せたそうです。またそれをきっかけに、ご自身でも薬がもたらす影響、自然な食事の力を深く考えるようになりました。 そして薬は少しずつ減らし、おやつやシャンプーも自然素材のものを使うようになったそうです。

「アドバイスをいただいた時、長年薬を使ってきた分、改善には時間がかかるかもしれない、と言われ、覚悟していました。けれど食事やシャンプーなどを切り替えて2ヶ月が過ぎる頃、思いがけない変化が・・・。かさぶたが少しずつ減って、皮膚のぼこぼこが目立たなくなってきたのです。」

そして何より嬉しかったのは、被毛の変化だったそうです。

「全体的にまばらだった毛量が増えて、少しずつ生えそろってきました。そして仔犬の頃のようなきれいな茶色の被毛に変わってきたんです。嬉しかったですねぇ。ちょうどお正月の時期で、集まった親戚にも驚かれて・・・“これが本当の健太よ!”と胸を張って言うことができました(笑)」

その後、一時的に目やにがドッと出たり、耳の中の腫れがひどくなるということがあったものの、『ホメオハーブ療法食』を併用し、根気強くケアするうちに快方へ向かっていったそうです。

「今でも皮膚の痒みが完全になくなったわけではありませんし、膀胱の問題も抱えています。けれど一生治らないと言われ、6年半もの間どうして良いかわからずに諦めかけていた中、ビッグウッドと出会って健太がここまで回復できたことが本当に心強く、嬉しい気持ちでいっぱいです。それまでは闇の中にいたも同然でしたから・・・。本当にありがとうございます!」

たとえ時間がかかっても、健太くんのこれからの長い犬生をよりよいものにしてあげたい、と小山さんは仰います。

「いつもかけがえのない安らぎをもたらしてくれているこの子のために、頑張ります!」

ママの愛情があればきっと大丈夫。ビッグウッドも応援しています!





<3月> 高柳 楓(かえで)ちゃん(ロングコート・チワワ 女の子 生後4ヶ月)

▲楓(かえで)ちゃん


▲楓(かえで)ちゃん


▲なつこちゃん
 
 
 
 


ビッグウッドを長い間ご愛顧くださり、「お客様体験記」(お客様体験記ページへリンクhttp://www.bigwood.co.jp/tobyo/tobyoset.html)でも御紹介させていただきました、高柳さんの愛犬、なつこちゃん。

彼女は17歳を目前にした昨年の夏、安らかに旅立ちました。

高柳さんはなつこちゃんを通して、食事のありかたや病院との関わり、健康を育むために大切なことをたくさん学ぶことができました、と仰います。

それでも、なつこちゃんを亡くして以来、高柳さんの胸には、”もっとしてやれることがあったのではないか・・・”という思いが残っていたそうです。

そんな中、知人の方から、愛犬が産んだ仔犬を譲りたい、というお話が舞い込みました。

なつこちゃんがとても大切に育てられ、16歳と11ヶ月という天寿を全うしたことを知り、高柳家の皆さんになら大切な仔犬を安心してお渡しできる、是非貰ってほしいということだったのです。

そうして新たに家族の一員に加わったのが、楓ちゃんでした。

亡くなった子の身代わりのように同じような犬を迎える、という飼主さんもいらっしゃいますが、高柳さんにとって、なつこちゃんと楓ちゃんは全く別の存在です。

「なっちゃんはこれからもずっと、私たち家族の心のなかにいます。悲しみが完全に癒えて想い出になるまでには時間が必要ですね。けれどやんちゃ盛りの楓の世話に気をとられたり、そのしぐさに笑わせられたりすることで、家族皆が穏やかな気持ちでいられるようになりました。」

楓ちゃんの食事は、『スパミール』『愛犬活力源』『元気な酵素』。彼女を迎えることになってから、すぐに取り寄せたそうです。

「なっちゃんがビッグウッドの食事を始めたのは10歳になる頃。もっと早く知って切り替えていたら・・・と、どうしても考えてしまいました。でもこうして学んだ経験があったからこそ、楓には初めから最上の食事を食べさせてあげることができたんですよね。」

迎えて3ヶ月が経った今、楓ちゃんはすくすくと育っています。

「おかげさまで、よくある”犬臭さ”が全くなく毛艶もとてもきれいです!最近少し涙が多く出るようになったので、もしかすると体内のお掃除が始まっているのかもしれません。今のうちから悪いものは早く出し切っておくことで、より元気で過ごせるだろうと期待しています。」

楓ちゃんをいろんな場所へ連れ出し、社会化のためにヒトやイヌと触れ合う機会を多く作っているという高柳さん。

「これもなっちゃんを育てた時の反省からなんです。昔、なっちゃんが仔犬の頃は、今のようにしつけや社会化の大切さについての情報がほとんどなくて、見知らぬ環境に慣れさせるという経験をあまりさせられないままでした。そのせいかもともとの性格もあるのか、家族以外のヒト、イヌになかなか慣れない用心深い子になってしまって・・・。結果的になっちゃんにとっていらぬストレスを増やしてしまっていたかもしれない、と思いました。」

こわいと感じるものを少なくして、ストレスを減らしてあげたい。いろんなヒトやイヌとも親しめる子になってほしい・・・。

そう考え、楓ちゃんにはいろんな経験を積ませてあげているのだとか。

「年末には初めての旅行を体験!那須へお泊りに行きました。長時間のドライブにもケロッとしていてひと安心でした。」

近所のワンたちとご挨拶をしたり、ドッグカフェ・デビューをしたり・・・。楓ちゃん、忙しくも楽しい毎日を過ごしているようです。

どんな成長ぶりをみせてくれるのか、楽しみですね!

「こうして楓が健やかに育まれているのも、なっちゃんがいたから。そして彼女のおかげで、ビッグウッドとのご縁ができたからです。なっちゃんを通してビッグウッドの皆さんに、食事の大切さやQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めることを教えてもらいました。そして彼女にとって一番良い方法をいつも一緒に考えていただきました。”病気=病院”という単純な認識から脱却して、まずそうなった原因を考えるようになった自分自身も、少し成長できたかな?と感じます。若い頃から皮膚のトラブルやヘルニア、肥満細胞腫に悩まされていた彼女が亡くなる寸前まで自力で歩き、健やかに過ごすことができたのは、ビッグウッドがついていてくれたからこそだったと思っています。これからは楓と一緒に、また、お世話になります!」

なつこちゃんの笑顔から、高柳さんご一家のもとで全うした生涯がどれほど幸福なものだったかが伝わってきますね。

楓ちゃんがこれからずっと、健やかな毎日を過ごせるよう、ビッグウッドも出来る限りお手伝いしていきたいと思います。

こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願い致します!




<2月> 高桑 ドナちゃん(パグ 1歳5ヶ月)




 
 
 
 


今月は、千葉にお住まいの高桑ドナちゃんをご紹介します。

彼女は、先代の「ドナ」ちゃんに次ぐ2代目として高桑さんご一家に迎えられました。 まんまるの愛らしい目、穏やかな表情から、ご家族の愛情を一身に受けてのびのびと生活していることが伝わってきますね。

「先代のドナは膀胱炎を起こしたり頻繁におなかを壊したりとあまり身体の強くない子でした。初めての犬でわからないことばかりの私たちは何かあるたびにおろおろして・・・ちょっとしたことでも病院へ駆け込んでいました。」

5歳を過ぎる頃、お友達から紹介された『スパミール』を使い始めたものの、白内障の手術など病院となかなか縁が切れずにいました。そして10歳半の時。血液の病気にかかったドナちゃんは発病の1週間後、あっという間に亡くなってしまったのです。

「あまりにもあっけない最期でした。まだまだ一緒にやりたいこと、してあげたいことがたくさんあったのに・・・。病院通いばかりで痛いこわい思いをたくさんさせてごめんね、という思いでいっぱいでした。」

しばらくは体に力が入らなかったという高桑さん。身体に負担のかかる薬をたくさん使ってきたこと、おやつばかりで太らせてしまったこと・・・その時は良かれと思ってしたことが却って健康を損なう一因になっていたのでは、という自責の念にかられました。

やがて次の子を迎えることになった時、高桑さんはこの10年半で学んだことを次の子のために精一杯活かそう、と心に誓ったそうです。

「ビッグウッドは今まで使ってきたどのフードよりも優れていましたので、2代目のドナを迎えてすぐ食事を切り替えました。そのせいか、仔犬の頃から弱かった先代のドナと違って本当に元気に育っていってくれました!1歳半の今も、病院へ行くのは健康診断の時くらいです。」

今は、『スパミール』『ちび華』をベースにお野菜を混ぜた『スパシチュー』、『元気な酵素』『愛犬活力源』を入れてあげているそうです。トッピングにも毎回工夫して楽しんでいるとか。

また先代のドナちゃんを太らせてしまったことを教訓に肥満防止にも気を配っています。

ドナちゃんの日課は、近隣にある木が生い茂る広大な公園を1時間以上かけて歩くことと、ドッグランでの仲間たちとの追いかけっこ。

「今まで怖い目に遭ったことがないせいでしょうか?人見知り犬見知りを全くしません。大きな犬にも知らない人にもしっぽをふりふり挨拶しに行こうとするのでこちらが慌てることも!」

食事の時にもひと工夫しています。

「食事スペースは私たちと分けています。食事中見つめられるとついついあげたくなってしまうので、ならば最初から見せるまいと(笑)。精神衛生上、お互いそれがベストのようですね!」

毎日の些細なことも喜びとなり、生活を楽しんでいる高桑さんご一家。 天国の先代ドナちゃんも、笑顔が戻ったご夫妻を見守り、安心していることでしょうね。

今年も喜びにあふれる1年でありますように!




<1月> 広光 ピッピちゃん(トイ・プードル 女の子 10歳)

家族の仲間入り?たばかりの頃



 
 
 
 


皆様、新年明けましておめでとうございます。

2008年最初のお客様は、10年間にわたり「華」や「スパミール」を愛用してくれている、広光ピッピちゃんです。

広光さんがビッグウッドのことを知ったのは、ご実家の愛犬“ピヨちゃん”がきっかけでした。

「皮膚のトラブルがひどい子だったのですが、“華”“スパミール”に切り替えてから、本当にきれいになったんです。ですから、我が家で犬を迎える時にもフードはビッグウッド!と決めていました。」

ところが、念願叶って仔犬を迎えた矢先、思いもかけない悲しい出来事が起きました。

「やっと迎えた仔犬が、我が家に来て数日後、激しい嘔吐と下痢を起こして・・・。ペットショップにいた時に、パルボに感染していたことがわかりました。」

すぐに入院したものの、ご家族の祈りもむなしく、まもなく息を引き取ったそうです。

「仔犬が来てまだ1ヶ月にも満たない間の、あっという間の出来事で、家族皆で呆然としていたことを覚えています。特に、仔犬が来ることを心待ちにして一番かわいがっていた息子のショックは、大変なものでした。」

その仔犬と一緒にいたのはほんの数日でも、ご家族にとってはかけがえのない、大切な愛犬だったのです。

「しばらくは皆、沈み込んでいました。しかし寂しさもあり、ぜひまた仔犬を迎えたい、そして次に迎える子は必ず、あの子の分までしあわせにしようと考えるようになりました。」

そして新たに迎えたのが、ピッピちゃんでした。
当時、息子さんが大好きだった“ポケモン”のキャラクターにちなんで名づけたそうです。

「前の子のことがありましたので、無事に育ってくれるかどうか、ということだけが唯一気がかりでした。」

しかし、そんな不安を消し去るように、ピッピちゃんはすくすくと成長していったそうです。

食事は、お湯をかけてつぶし、やわらかくとろとろにした『スパミール』。

「迎えた頃から外耳炎を患い、目の下には溶けて流れたアイラインのような涙やけがあったのですが、いずれのトラブルも薬に頼ることもなく、いつの間にか、きれいにおさまってくれました。やっぱり食事、ですね!」

それからはずっと、健康優良犬のピッピちゃん。健康診断やワクチン接種以外で、病院にかかったのは、この10年で2回ほどだそうです。

「以前、軟便が続いた時に診てもらったぐらいです。その時は、獣医さんから出された処方食のフードを試しにあげるとウンチがすごい臭いになって・・・。“華”や“スパミール”だと、ウンチは無臭に近いほどで、それが当たり前でしたから、食べるものによってこんなに違うんだ!と、改めて思いました。」

いただいた処方食を与えることをやめ、試しに子犬のときのように、『スパミール』をお湯でやわらかくしてつぶした食事をあたえてみたところ、軟便が改善したのです。

それ以来、軟便が続く時は、仔犬の頃のように“スパミール”をトロトロ状態にしてあげることで、解消できるようになったそうです。

ピッピちゃんが広光家の仲間入りをして、早くも10年。当時小学1年生だった下の息子さんは、今や高校2年生です。「下の息子とは、あの頃から今でも、兄弟同然です。どちらかといえばピッピのほうが兄貴分で、ついついピッピを甘やかしがちな息子は、自分よりずっと大きくなった今でも、『大目に見てやるべき弟分』、と思っているようですね(笑)。」

10歳を過ぎても他のワンコと遊びたがり、元気に駆け回る姿は、若い頃とほとんど変わらないピッピちゃん。そんなピッピと出会う人に年齢を言うと、驚かれることもしばしばだとか。

「それでも、自然の流れには逆らえませんね。ごくたまにですが、眠っている時、おしっこがほんの少しもれたりするようになりました。徐々にですが年をとってきているなと感じることがあります。これから先、足腰や目が弱くなったりと、だんだん老化が進んでいくのかもしれませんが、どんな変化も受け入れて、見守ってあげたいです。そして1日でも長く元気で、のびのびと過ごしてほしいと思います。」

広光さんにとってピッピちゃんは、息子さんたちの成長を一緒に見守ってきたパートナーであり、“3番目の子供”でもあります。

「あと1年で大学受験の息子は、今からピッピと離れるのが寂しい、と言ってるんですよ(笑)。」

暖かい家族に囲まれ、健やかな毎日を送る、ピッピちゃん。
2008年も、ご家族にとって素晴らしい一年でありますように・・・。
本年も、ビッグウッドを宜しくお願い申し上げます。